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もち太郎日記~Mochitaro Diary~

カポジ型血管内皮腫&カサバッハ・メリット現象と闘う息子のお話~Our son’s battle with Kaposiform Hemangioendothelioma and Kasabach-Merritt Phenomenon~

誕生0日目

もち太郎は夏生まれです。

 

母太郎は、切迫早産のために2週間入院していました。辛い安静生活を乗り越えて正産期を迎え、やっと退院できる!…はずでしたが、退院日の前夜にそれは始まりました。陣痛です。

 

朝に「腰が痛い」というLINEを受けた時は、散歩でピジョン捕獲。

昼に「このまま出産コース」というLINEを受けた時は、某寿司屋でびっくらぽん。

その後すぐに「今すぐ来て」との電話が。

この時、母太郎の”息も絶え絶え感”が尋常じゃなかったので、やっと「これはあかんヤツや!」と気づきました。この男、呑気である。

 

病院に着いたら、母太郎はすでに分娩室入りしていました。子宮口ほぼ全開のまった無し状態です。そこから付き添うこと約2時間半後、遂にもち太郎が生まれました。

 

母太郎が思い描いていた夢のマタニティライフは潰えたわけですが、もち太郎はママに早く会いたかったんだきっと。正産期まで耐えてくれた母太郎と無事に生まれて来てくれたもち太郎、そしてずっとサポートしていただいた病院スタッフの皆さまに感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

スタッフさんたちが祝福をしてくれた後、そのままもち太郎の全身状態確認が始まりました。するとすぐに看護師さんたちがざわざわし出し、先生が呼ばれてきました。

 

先生「あれ?内出血がある。ぶつけたのかな?」

 

確かにもち太郎はお腹の中にいるとき、母太郎のお腹を蹴りまくっていました。皮膚越しに父太郎も一発入れられたくらいです。それほど足が丈夫なのでしょう。きっと将来は陸上選手です。

 

足を見てみると、確かに青っぽい感じがしました。しかしそれ以上にびっくりしたのは、その足の太さです。なんと立派な足なんでしょう!将来はお相撲さんでしたか!

 

親バカが迸ります。

 

しかし、今写真を見返してみると内出血している方だけが太いんです。今思えば、これが腫瘍だったんですね。この時は、まさかこのあざが稀少疾患だなんて夢にも思っておらず、ただただ幸せでした。 

 

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出生時のもち太郎。左の太ももが太い。